■史跡めぐり
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◆第2回史跡めぐりについて 国語科: 宇嶋 征二郎
2006年3月11日(土)に、生徒5名と共に、東京大学周辺の史跡を訪ね歩きました。
主な見学場所は、@元町公園(もとまちこうえん)、A本郷給水所公苑(ほんごうきゅうすいじょこうえん)、B「かね
やす」、C見送り坂・見返り坂、D東京大学・赤門、E追分一里塚(おいわけいちりづか)、F三四郎池(さんしろう
いけ)、G麟祥院(りんしょういん)、H湯島天神(ゆしまてんじん)などでした。
@の元町公園は、江戸幕府の直参(じきさん)の屋敷があった所です。
Aの公苑には、神田上水の遺構が復元されてあります。
Bの「かねやす」というのは、江戸時代から続く老舗(雑貨店)です。
Cの坂は、江戸追放になった者とその親戚との縁が切れた場所です。
Dの赤門は、東京大学のシンボルで、前田家(加賀百万石)の上屋敷(かみやしき)の門です。
Eの追分一里塚は、日本橋(中山道の起点)から一里の所にあります。
Fの三四郎池は、『三四郎』(夏目漱石の作品)より命名された庭園の池です。
Gの麟祥院には、徳川家光の乳母(うば)である春日局(かすがのつぼね)の墓所があります。
Hの湯島天神は、学問の神である菅原道真を祀る神社です。
いくつかの場所を短歌に詠んでみました。
「春弥生古地図を携え若きらと 史跡を訪ね確かめ歩く」
「赤門を潜りて抜ける構内の 池をめぐりて文豪偲ぶ」
「学成るを望みて祈る境内の 梅の小枝に鈴生りの絵馬」 |
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