第1学年芸術鑑賞教室(オペラ鑑賞)の報告
第1学年芸術鑑賞教室(オペラ鑑賞)の報告
○去る6月15日(水)、高校1年生で芸術鑑賞教室を開催しました。
内容はオペラ鑑賞教室で、演目はロッシーニの傑作オペラ・ブッファ「セビリアの理髪師」。
スペインのセビリアを舞台に、アルマヴィーヴァ伯爵と町娘のロジーナが、町の何でも屋フィガロの機転で結ばれるまでを描いた痛快な恋物語です。
事前学習にてオペラの基礎知識や作品のストーリーについて、本校音楽科教員指導と動画視聴を通じて、理解を深めました。
今回のオペラ鑑賞教室を通じ、1学年では実行委員を各クラスから集い、団体行動・集団行動を徹底しました。
活動内容は、誘導・感染症対策・点呼・礼儀、マナー向上等となります。
全体を通じて、良い影響と良い活動ができたかと思います。
『生徒が主役である』を方針に、今後も実行委員活動や運営委員活動を通じ、生徒の可能性を伸ばしていきたいと思っています。
なお、下記にて掲載したメッセージはオペラ鑑賞教室実行委員 実行委員長2名からのメッセージです。
ご覧下さい。
『オペラ鑑賞教室を終え、私が感じたことは、生徒一人一人が協調性を持って行動出来ていたことです。
それを特に感じた場面が二つあります。
一つは、電車移動の際です。全生徒が会場までの道のりを知っている訳ではないという状況にも関わらず、実行委員先導のもと、後ろに続き、静かにまとまって進んでくれました。
この状況については、実行委員では臨機応変に対応するとだけ話し合っていました。
ですが、当日は各クラスで素早く分かれ、かつスムーズな移動が出来ました。
クラスを誘導してくれた実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、二つ目の場面が、会場に着いてからの過ごし方です。我々は、二階席でした。
下の階には他校の生徒や一般のお客様がいました。
座席の確認や人数確認の点呼をした際にも、トイレ以外で立ち歩いている人は、ほぼいませんでした。
そして、開演直前まで他校の生徒との違い・差をつけることができたと思います。
鑑賞マナーも徹底できたと感じます。
これら二つのことより、「他校との差をつけ、落ち着いた」芸術鑑賞会に出来たと感じています。
最後になりますが、各クラスの実行委員の皆さん、落ち着いて来てくれた生徒の皆さん、色んな場面でサポートして下さった先生の皆さん、一年生芸術鑑賞会にご協力頂き本当にありがとうございました。』
『今回の活動は一学年の生徒にとって初めての実行委員活動でしたが、委員会に参加した生徒一人一人が積極的に動いていたので、とても内容の濃い活動にすることができたと感じています。
上手くコミュニケーションを取りながら、他クラスと連携をとっていくことができるのか不安な部分がありましたが、それぞれのクラスが相談をしながら、細かい部分の段取りや修正を行うことができました。
また、本校だけの活動を多くありました。
先生方にもご協力を頂きながら、感染症対策や誘導・当日の会場内での動きなど他校とは大きく差をつけながら活動していくことができました。
実行委員以外の生徒も実行委員からの指示を聞いて素早く行動してくれました。
今回の活動を円滑に進めていくことができたのは、生徒一人一人の協力あってこそだと感じています。
そして、一番のポイントになったのは実行委員の臨機応変な対応と積極性があったことにあります。
当日の動きの詳細は把握できていなかったため、実行委員内での打合せでは、『その場で臨機応変を』と話していました。
その言葉通りに当日はその場で状況を把握しながら、正確に動くことができたと感じています。
初めてが重なる場面で正確に動くことができたのが、活動を成功させる大きなポイントになったと思います。
今回の活動は実行委員会だけでは成功に終わらせることができなかったと思っています。
先生方や生徒の皆さんが実行委員会の意見に耳を傾け動き、活動に理解・協力をしてくれました。
そのおかげで円滑に活動していくことができました。
協力して下さった皆さんに感謝しながら、次回以降の実行委員活動へ繋げていきたいと思います。』